五戸まきば温泉

一軒宿の湯

五戸まきば温泉について

池から湧いた温泉

五戸まきば温泉は五戸町郊外の丘陵地にある。もともとこの一帯は、牧草地であった。前社長の菊池徳太郎氏の祖母の小笠原永子さんは、この地で約20ヘクタールの牧場を経営していた。牛の水飲み場であった池の草刈りをしようと、池に足を入れたところ、生ぬるいお湯が湧き出していることに気付いた。「ひょっとして温泉かも知れない」と80歳の小笠原さんは一念発起してボーリング。みごと36度の温泉が湧いたのが、この温泉の始まり。オープンは昭和51年10月。「温泉ばあさん」として知られ、いつも入口にちょこんと座って、お客さんに親しまれていたという。

大自然のなかの源泉かけ流し

オープンして一年後、前菊池社長が温泉旅館として営業を開始。建物も増築し、当初お湯が湧き出した場所には「やぐら」も建てた。現在、それがシンボルともなっている。
石積みで仕切られた男女の浴室には、大風呂、ぬる湯、あわ風呂のそれぞれ3つの湯船とサウナ、水風呂がある。毎分約200リットルの湧出するお湯は無色透明で、口に含むとかすかに塩っぱい味がする。サラサラとしていながらも、やわらかい肌ざわり。お湯から上がっても、しばらく湯冷めすることはないのだという。何よりも気持ちが良いのは、湯船からお湯が惜しみなくタイルの洗い場を流れていることだ。源泉かけ流しなのである。浴室から外へ出ると、そこは庭園のなかに露天風呂がある。お湯に浸かりながら四季折々の風情を楽しむことができる。
館内は明るい雰囲気で、南部地方では数少ない湯治場でもある。

名物の馬肉鍋

五戸まきば温泉を訪れたなら、ぜひ味わって欲しいのが馬肉鍋。
五戸地方は馬産地として知られている。昔は農耕馬として使えなくなった馬を、食用にして食べることもあった。大切な馬なのだからと、家では決して食べず、それも食べるのは男たちで、塩水で口を清めて家に入ったものだったという。現在は食肉用の馬で、五戸地方を中心に名産となっている。
馬肉をキャベツにゴボウ、しらたき、豆腐などと一緒に特製のタレで煮るこの馬肉鍋は、素材と肉の旨味でコクがあってとても美味しく、この温泉宿のお勧め料理の一品である。

五戸まきば温泉の基本情報

施設名五戸まきば温泉
泉質ナトリウム塩化物泉
効能神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復・うちみ・慢性婦人病
交通東北自動車道八戸ICより車で30分

※掲載情報は平成20年2月時点のものです。各施設の営業日・営業時間・料金・条件等は事前にご確認ください

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